モナコイン(MonaCoin)とは?国内では実用性もある、日本発の仮想通貨を解説

by AIGRAM

世界中で次々と誕生している仮想通貨は現在、数千種類あると言われています。

その中に、日本発祥のものが存在することを、あなたはご存じでしょうか。

2ちゃんねるで誕生した、モナコイン(MonaCoin/MONA)です。

この記事では、国産の仮想通貨モナコインについて、その概要と技術、実用性を詳しく解説します。

目次

日本初の仮想通貨、モナコイン

モナコイン(MonaCoin/MONA)は、日本で初めて公開された仮想通貨です。

2ちゃんねる(現在は5ちゃんねるに改称)のソフトウェア板で、Mr. Watanabe(わたなべ氏)を名乗る人物によって開発され、前年のβ版を経て2014年1月、正式リリースされました。

コインの名称は、2ちゃんねるで有名な猫のアスキーアート「モナー」が由来であり、コインには、そのキャラクターが表示されます。

また、発祥元の2ちゃんねるを中心にコミュニティが発展した結果、国内では実用性もあります。

日本のエンジニア有志によって、モナコインを使ったサービスが多数開発されており、多くのユーザーが利用しています。

モナコインは、発行上限を1億512万枚に設定していますが、2021年6月時点でその枚数は6,570万枚と、まだ半分近くしか市場に出ていない状況です。

2021年8月現在、モナコインの時価総額は117億円であり、仮想通貨市場において367位の規模となっています。

世界初の技術を採用

モナコインは、トランザクション(取引)情報圧縮技術「segwit(セグウィット)」を、2017年に世界で初めて実装しました。

segwitとは、取引情報を圧縮して1つ1つのデータをコンパクトにすることで、処理を高速化できるという技術。

この技術の導入により、モナコインの決済にかかる時間は90秒と、ビットコインに比べて約6倍ものスピードで処理ができるようになりました。

segwitは、スケーラビリティ問題の解決を目指して、その後ビットコインにも導入されましたが、先駆けて採用したモナコインは、当時たいへん注目されたのです。

またモナコインは、2つの異なるブロックチェーンにある仮想通貨を、仲介者なしで個人間で取引できる技術「アトミックスワップ」に対応している、数少ない仮想通貨でもあります。

今まで異なる仮想通貨同士でやり取りをする際は、取引所を介する必要がありました。

しかし、アトミックスワップを実装すると、異なる仮想通貨でも取引所の仲介なしで、安全に取引できるようになるのです。

モナコインは現在、ビットコインとのアトミックスワップが可能です。

アトミックスワップの実装に成功している仮想通貨は少ないため、同技術の利用が活発になれば、その希少性から、モナコインの需要増加と価値上昇が期待できます。

実用性の高さが際立つモナコイン

モナコインは、日本発祥の仮想通貨とあって国内のコミュニティが発展しており、「モナコイナー」と呼ばれる愛好家が、コインの普及に向け熱心に活動しています。

そのせいか、他の仮想通貨と比較してもその市場規模は小さいにも関わらず、実用面に優れており、日本国内においては、ビットコイン並みに通貨として使えます。

例えば、オンラインウォレット兼ポータルサイト「Monappy」や「ニコニコ動画」、「Pixiv」などでは、クリエイターに対してモナコインを投げ銭できます。

分散型決済システムのため、投げ銭は個人情報を明かすことなく、匿名でできるという利点もあります。

また、ネットショップ「パソコンショップアーク」や、電子機器関係のラインナップが豊富な「Bitcoinmall」、個人間でさまざまなものを販売できる「MonappyPayments」でも買い物が可能。

「amaten」や「Bitでマネー」などのサイトでは、アマゾンや楽天のギフト券、そしてニンテンドーやGooglePlay、AppStoreのプリペイドカードと換金できます。

さらに、モナコイン・ビットコイン決済サービス 「ZaifPayment」では手数料ゼロで決済可能。

商品購入時に支払った仮想通貨は、円に換金して振り込まれます。

取り扱い店舗が増え、決済手段としての利用価値が上がっているモナコイン。

今のところ投機の他に実用性に乏しい仮想通貨とは一線を画しており、多くの使い道があるのがモナコインの最大の特徴でしょう。

モナコインの値動き

モナコインは、リリースから2017年前半までは、100円未満で推移してきました。

2017年後半に起こった「仮想通貨バブル」によってビットコインとともに大きく上昇し、同年の年末には1,600円をつけます。しかし、2018年には100円に戻りました。

また、2020年8月には、マイニング報酬が半額になる「半減期」が到来し、当時180円だったモナコインは220円まで上昇。これも長くは続かず、再び100円に値を戻します。

今回は2度目の半減期であり、次の半減期は2023年9月ごろに予定されています。

そして、2021年2月、ビットコインの上昇とともに292円まで上がり、同年4月には441円に到達しました。

その後は値を戻し、2021年8月現在は175円前後で取引されています。

なお、モナコインは「Coincheck」や「bitbank」「DMM Bitcoin」などの取引所で取り扱いがあり、日本国内でも安全に入手できるようになっています。

まとめ

以上、国産の仮想通貨モナコインについて、その概要と技術、実用性を詳しく解説しました。

モナコインは、そのユニークさとは裏腹に高い技術でつくられており、国内においては実用性が高い仮想通貨だということが分かりましたね。

国内の有志のおかげで、気軽に使用できるサイトが多数ありますので、あなたも一度、入手してみてはいかがでしょうか。

参考サイト

モナコイン(Monacoin)とは?

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