IOST(アイオーエスティー)とは?dApps構築のプラットフォームとして注目される仮想通貨を解説。

by AIGRAM

2021年4月、人気格闘家の朝倉未来選手が、Twitterで「億り人」になったとつぶやき、たいへん話題となりました。
彼が購入し、資産を増やすことになった仮想通貨は、IOST(アイオーエスティー)というコイン。
この記事では、IOSTの概要と主な特徴、そしてその将来性について、詳しく解説します。

目次

シャーディング技術が特徴のIOST

ISOTとは、自動契約機能である「スマートコントラクト」を実装した、分散型アプリケーション(dApps)の構築プラットフォームです。
その中で使われる仮想通貨も、同名の「IOST」となります。

IOSTとは、Internet of service token(インターネット・オブ・サービス・トークン)の略称。仮想通貨の中では比較的新しいコインであり、2018年にシンガポールの「IOST財団」によって開発されました。

主な特徴としては、データの処理速度が向上する「シャーディング技術」を採用している点です。
シャーディングとは、複数のノードをいくつかのグループに分割した後、並列にして同時にトランザクションを行う技術。
これによって送金スピードが早くなり、送金手数料も抑えることに成功しています。
また、IOSTは独自のコンセンサスアルゴリズム「PoB」を採用することで、処理速度と非中央集権との両立を目指しています。
さらに、IOSTは近年、NFTを展開するプラットフォームとして選択されることが多く、既に複数のマーケットプレイスがローンチされている状況です。

IOSTは2021年10月現在、1,140億円の時価総額を持ち、仮想通貨市場ランキング97位の規模を誇ります。

送金スピードが早く、独自の承認形式を持つIOST

IOSTの特徴の1つとして、送金スピードが早いことが挙げられます。
ビットコイン(Bitcoin/BTC)イーサリアム(Ethereum/ETH)などの有名なコインは、送金速度がたいへん遅く、送金時の手数料も高騰してしまっているのが現状です。
こうなると、クレジットカードのように決済サービスとして気軽に使用はできません。
しかし、IOSTでは1秒間に約8,000件と、クレジットカードの2倍ものスピードで決済処理が可能となっています。

コンセンサスアルゴリズムには、独自の「プルーフ・オブ・ビリーバビリティー(PoB)」を採用。
ビットコインが採用する「プルーフ・オブ・ワーク(PoW)」は、セキュリティが高い反面、電力消費量の高さが問題視されています。
また、消費電力が低いという利点を持つ、リップル(Ripple/XRP)の「プルーフ・オブ・コンセンサス(PoC)」は、3秒という非常に早い送金速度を実現していますが、その仕組みから中央集権的だと指摘する声が挙がっています。
一方、IOSTが採用するPoBでは、各ノードが持っているIOSTの量やノードの評判、貢献度など、総合的な評価を使用することにより、セキュリティを毀損せず、非中央集権も維持しながら、高速な承認処理を実現しているのです。

また、世界的にメジャーなプログラミング言語である「JavaScript(ジャバスクリプト)」で、スマートコントラクトを開発できる点も、大きな特徴です。
エンジニアとって馴染みのある言語であるため参入障壁が低く、今後、IOSTをプラットフォームとしたサービスが拡大する可能性があります。

NFTのプラットフォームとして活用されるIOST

2021年、格闘技団体のRIZINが、NFTトレーディングサービスのリリースを発表しました。
NFTとは「非代替性トークン」と訳され、1つ1つが固有であり、所有することが可能な唯一無二のデジタルデータ。
年末の公開に向け、ティザーサイトで事前登録キャンペーンを実施しています。

現在、NFTはそのほとんどがイーサリアムのブロックチェーン上で取り引きされています。
しかし、イーサリアムはスケーラビリティ問題があり、処理の遅延や手数料の高騰という欠点があります。
IOSTは、それらの問題が解消できますので、将来NFT市場が大きくなり、そのプラットフォームとして活用されるようになれば、大きく価値を上げることになるでしょう。

また、分散型の金融アプリケーションである「DeFi」も、現在はイーサリアムが基盤で、やはり手数料がネックとなっています。
IOSTはDeFiの構築にも積極的ですので、IOSTベースで開発すれば、安価での取り引きが可能となるでしょう。

なおIOSTは、2020年9月より、日本の取引所であるCoincheck社が取り扱いを開始しており、国内で容易に入手できます。

まとめ

以上、IOSTの概要と主な特徴、そしてその将来性について、詳しく解説しました。

IOSTは昨今、NFTのプラットフォームに選択されたというニュースリリースを多く目にします。
NFTは、これから市場の拡大が期待されていますので、IOSTを基盤とするマーケットプレイスがさらに増えていけば、より価値も大きくなっていくことでしょう。
今後の展開によっては、イーサリアムではなく、IOSTをNFTのプラットフォームにするという手は、最良の選択となることになるでしょう。

参考文献

仮想通貨IOSTとは?価格や今後の見通し・予想、将来性を徹底解説! | InvestNavi(インヴェストナビ)

IOST(アイオーエスティー)とは?特徴から今後の将来性、おすすめ取引所まで徹底解説! - マネーグロース

仮想通貨IOSTの今後の価格や将来性予想!購入できる国内取引所も紹介 | マネースタート|お金を知る第一歩

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